箏・琴(こと)とは、古事記にも記述のある、日本の伝統的な楽器です。 木の板に弦を張り、琴柱(ことじ)と呼ばれる支柱を動かすことにより音を調整し、爪ではじくことで音を奏でます。 弦の数は基本的に13本ですが、十七絃(じゅうしちげん)と呼ばれる、弦が17本あるものもあり、こちらは低音を奏でることが出来る、比較的最近作られたものになります。 また弾き方には生田流と山田流の2派があり、爪の形や弾く際の姿勢が異なります。 曲は日本伝統の曲が多く見られますが、近世、洋楽器の合奏に取り入れられる機会も増えています。