尺八(しゃくはち)とは、日本の伝統的な木管楽器の一種で、リードしないエアリード楽器に分類され、似た楽器としては西洋のフルートや南米のケーナなどがあります。その起源は中国の唐で、日本に伝来したのち鎌倉時代から江戸時代にかけて現在の形になったようである。伝統的な尺八の穴は5つですが、現代音楽に対応しやすいように7つの穴を有するものも近年では珍しくありません。尺八という名は管長が一尺八寸(約54.5cm)であることに由来するそうですが、演奏者のあいだでは単に竹とも呼ばれ、英語ではshakuhachiあるいは、Bamboo Fluteとも呼ばれています。